からすこの日記

わたしの大好きな本や映画について紹介するブログです。インターネットの片隅から愛をさけぶ!

映画「ウーマン ラブ ウーマン」

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○あらすじ

異なる時代に同じ家に住んでいた3組のレズビアン・カップルの愛の姿を描いたオムニバスTVムービーで、中絶問題を扱った『スリー・ウィメン この壁が話せたら』の続編でもある。1961年の第1話(ジェーン・アンダーソン監督)は、長年連れ添った恋人を亡くし、独りになった老女(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)の哀しい生きざまを、第2話(マリサ・クーリッジ監督)はフェミニズム運動を背景に、女子大生リンダ(ミシェル・ウィリアムズ)が男装のエイミー(クロエ・セヴィニー)に惹かれていく姿を、そして2000年の第3話は、子どもを持ちたいがゆえに精子バンクに足を運ぶカップル(シャロン・ストーン、エレン・デジェレス)の騒動を描いていく。それぞれが性別を越えた愛そのものに言及し、社会一般の差別にもメスを入れており、決して興味本位で取り扱ってもらいたくない真摯な作品に仕上がっている。個人的には第1話の悲劇に胸を打たれるものがあったが、フェミニズム運動の中でレズが差別されていたという第2話にも驚くものもある。第3話は女優でレズビアンであることをカミングアウトしたアン・ヘッシュの監督で、E・デジェレスは当時の彼女の恋人であった。(増當竜也

 

上の文章はAmazonのHPから引用したものです。

何年か前に見た映画で、また見たいな~と、ふと思いました。心に残るものがたくさんある映画でした。

商品パッケージはちょっとドキっとする感じがありますね。私も当時中学生ぐらい?笑で、キョロキョロしながらTSUTAYAさんで借りた記憶があります。

このお話は1961年、1972年、2000年のそれぞれの時代にある家で暮らした女性たちが主人公です。

最初は1961年、長年連れ添った女性のカップルのお話で悲しい物語です。この映画を思い出したのも、最近読んだブログのなかで、女性同士のカップルの方が「社会的な保障はないけれど、好きな人と暮らしたい」と語っていらっしゃったからでした。アメリカというと多様な性に寛容な国、というイメージがありましたが、人々の考えや社会が変わっていく道のりはやはり険しいものだったのかなと思いました。

1972年、若い二人がキラキラしていていいな~と思いました。クロエ・セヴィニーさん演じる主人公、やっぱりかっこいいな。

最後は2000年、エレンが出てます!この映画を初めて知ったのはエレンがきっかけでした。エレンとシャロン・ストーンが演じるカップルが子供をもつために奮闘する様子を描いていますが、ほんっとに笑いました。いろんな家族の形があることが認められてきて、コメディだってつくれる。時代の変化を感じました。

この映画は自分自身が色々なことを考えるきっかけになった思い出深い作品です。

よかったらぜひ!